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アメリカの工法と日本の工法の違い
アメリカやカナダの工法はツーバイフォー工法と呼ばれている2インチ×4インチの材料を多用する工法です。それに対して日本の在来工法は105mm角や120mm角の柱で組み上げていく工法です。昔はアメリカでも日本の在来工法のように柱と梁を組みあせていく工法でしたが、水力の製材機の出現で板材が安く大量にできるようになったことや釘がヘッダーと言う機械で大量に製造できるようになったことで建築の工法が大きく変わりました。又、第二次大戦後、アメリカではこれまでの工法を合理化し、通し柱を廃止したことから現在のツーバイフォー工法の形となりました。基本的な考えとしては日本の在来工法は手間がかかっても材料を節約する前提があったことに対してツーバイフォー工法は、材料が余分にかかっても誰でも簡単に組み立てができることを目指した違いがあります。構造的には日本の在来工法は冬の寒さは我慢するとしても夏は涼しく過ごせるように柱で支える構造であるのに対してツーバイフォー工法は冬の寒さに耐えるように壁で構造をささえ、熱を逃がさない工法にしたところがあります。(実際、1970年までは長野県と東北の家の中はエスキモーの家よりも寒く、世界で一番寒い家でした)。
しかし現在ではコンピューター制御によるプレカットで昔からのほぞやほぞ穴を使わない金物工法が主流になってきていますので、日本の在来工法がアメリカの工法より合理的になる可能性が高くなっています(素材の規格や大工システムがまだアメリカより遅れているところがありますので、住宅全体としてはアメリカには10年や20年では追いつけないでしょうが)