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年月日 2006 0622

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見出し: 『ナンジャモンジャ』守ろう 樹齢85年公園の珍木

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新聞名: 東京都 東京新聞

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元URL http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20060622/lcl_____tko_____000.shtml

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記事内容: 台東区立御徒町公園(同区台東四)にある、推定樹齢八十五年の珍木「ナンジャモンジャ」

を知ってもらおうと、同区公園緑地課の職員、室井佳子さん(25)が手作りの絵はがきセット

を作製し、希望者に配布している。約四十年前に区民が寄贈し、現在も毎年五月の連休前

後に雪のような花を咲かせる。室井さんは「多くの人にこの木のファンになってもらい、区の

シンボルとして守っていきたい」と話している。 (丹治早智子) ナンジャモンジャは、丘陵帯

の山林に育つモクセイ科の落葉高木。和名は「ヒトツバタゴ」。国内では主に中部地方と九

州地方に離れて分布している珍しい木だ。 寄贈したのは、公園近くに住んでいた故・荒沢

〓次郎(えいじろう)さん=昨年七月死去、享年(97)。関東大震災の翌年、明治神宮外苑(

旧青山練兵場)の六道の辻(つじ)にあった親木のタネから鉢植えにしたナンジャモンジャの

苗木を親類から譲り受け、庭に植え替えるなどして大切に育ててきた。家の増築を機に一九

六七年、区に寄贈。同年三月、公園に移植された。 現在高さ約十メートル。青々と葉を茂

らせ、一見、元気そうに見えるが、移植当時はまだ苗木だった周囲の桜やケヤキが、今や

ナンジャモンジャと同じくらいに成長。「その被圧で、木が息苦しくて悲鳴をあげている」と専

門家はいう。 室井さんは知り合いの樹木医に相談し、「木のことをもっと知ってもらおう」と

絵はがきセットを作った。荒沢さんの遺族とも会い、移植当時の話などを聞かせてもらった。

 はがきは七枚セットで満開の花や、移植当時の貴重な写真などを掲載。メッセージカードも

添えている。「来年は移植から四十年目、区制六十周年の節目の年。木をライトアップさせ

るなどして理解者を増やせれば」と室井さん。

 戦災も免れ、町の移り変わりを静かに見つめてきたナンジャモンジャ。現在も公園近くに住

む荒沢さんの長女、荒沢悦子さん(63)は「父は亡くなる寸前まで、木のことを気にしてまし

た。これを機会に緑に関心を持つ人が増えてくれれば、大切に育ててきた父への供養にも

なる」と話している。

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