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年月日 2006 0204

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見出し: チップボイラーに注目 経費抑え環境に優しい 灯油の半額以下

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新聞名: 和歌山県 紀伊民報

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元URL http://www.agara.co.jp/DAILY/20060204/20060204_001.html

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記事内容: 世界的な原油高で企業や家庭が悲鳴を上げる中、木材加工の際に出る木片を燃料とした、

田辺市龍神村の温泉宿泊施設「季楽里龍神」のチップボイラーが注目を集めている。国内で

初めて宿泊施設に導入。温泉の加温にかかる費用は灯油の半分以下で、県外の自治体な

どが視察に訪れている。県は「資源を循環できて環境に優しく、林業活性化につながる」と

導入を推進している。 季楽里龍神は、市の第三セクター「龍神村開発公社」の施設として2

004年4月に開業。県内で唯一チップボイラーを設置している。 導入に携わった田辺市の重

根誠治・森林局長によると、龍神温泉は源泉温度が低いため加温しなければいけないが、

林業が盛んな旧龍神村では早くから木材を有効利用したエネルギーに着目していた。02年

度に調査費約400万円をかけ、先進地のヨーロッパを視察。その後、地域で木材を安定供給

できるかなどを研究したという。 重根局長は「原油高もあって他の自治体から注目を集め

ている。経費も節約できているので、今思えば導入に踏み切ってよかった」と胸を張る。 ボ

イラーの安定出力は450キロワット。値段が同じぐらいの化石燃料のボイラーより出力が劣

るため、温泉の加温、シャワーなどの給湯、ロビーの床暖房への使用にとどめている。多く

の熱量が必要な朝や、湯を入れ替えた直後は予備の灯油ボイラーを使う。 チップは龍神村

森林組合が供給している。オープンから1年間でかかったチップ代は約420万円。発生した

熱量をすべて灯油でまかなったとすると約870万円になり、費用が半分程度で済んだ。関係

者は「灯油代が上がっているので、本年度の燃料費は灯油の3分の1程度で済むのではな

いか」とみている。

 季楽里龍神の寒川省三支配人は「利用客のために温泉は常に温めておかなければなら

ないので助かる」と話す。

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