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年月日 2006 1004

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見出し: 地方点描:ついに

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新聞名: 秋田県 秋田魁新報

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元URL http://www.sakigake.jp/p/column/chihou.jsp?kc=20061004ay

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記事内容: にかほ市象潟町小砂川の三崎公園で枯れたミズナラ13本が見つかった。本県で初めて確

認されたナラ類集団枯損(こそん)(ナラ枯れ)である。ミズナラ、カシワ、コナラ、クリなどの

広葉樹がなくなれば、森林のダム機能を損なうほか、生態系に支障を来す恐れもある。 そ

れまでの被害の北限は、秋田県境から12・5キロ南の山形県遊佐町。山形県は県境越えを

阻止すべく、被害木の伐採や薬剤処理に懸命な上、「秋田に入るのは2—5年後」という専門

家の予測もあった。それだけに本県側の“心の準備”は整っておらず、関係者には衝撃が

走った。 そもそもナラ枯れの拡散防止には有効な手だてがないのが現状だ。木の通水阻

害を引き起こすナラ菌は、体長約5ミリのカシノナガキクイムシ(通称・カシナガ)によって樹

幹内に運ばれる。カシナガは6月下旬から羽化し、健全な木に飛び移ると穴を掘って木に入

り込む。1本の木に1万—2万匹が侵入するというから、狙われたらひとたまりもない。 非常

に小さく、1年の大半を樹幹内で過ごすカシナガは人目に触れにくい。だから今回のにかほ

市のように、枯れてしまったのを見つけて初めて、「来ていたんだ」と気付くことになる。目が

届かない山間部では、枯れたことにさえ気付かれないまま無数の幼虫がぬくぬくと越冬し、

翌年さらに被害を広げる可能性がある。 昭和57年、県内で初めて松くい虫被害が確認さ

れたのも今回と同じ旧象潟町小砂川地区。被害拡大を防ぐには早期発見が何より大切だ。

木の下部に虫が掘った小さな穴が無数に開き、根元にパウダー状の木の粉が散乱してい

れば被害木の可能性が高いそうだ。

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