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年月日 2006 1110

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見出し: 弥生の物見やぐら「実在」 7メートルの柱材出土 鳥取

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新聞名: 鳥取県 朝日新聞

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元URL http://www.asahi.com/culture/news_culture/OSK200611100091.html

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記事内容: 鳥取市の青谷(あおや)上寺地(かみじち)遺跡で99年に出土した約1800年前(弥生時代

後期)の丸太が、高さ10メートルほどにもなる高床建物の柱材だったと10日、鳥取県埋蔵

文化財センターが発表した。柱材は出土当時に分割されたが、つなげば7メートル以上にな

り、弥生期としては最長。長さなどからみて、絵画土器に描かれ、中国の歴史書「魏志倭人

伝」にも登場する古代の物見やぐら「楼観(ろうかん)」の建築材と推定される。専門家は「楼

観の実在を裏付ける貴重な物証だ」と話している。弥生時代の楼観の柱材とみられる丸太

=10日午後、鳥取市の県埋蔵文化財センターで

青谷上寺地遺跡で出土した柱材などをもとにした「楼観」の復元図(鳥取環境大の浅川滋男

研究室提供)

 柱材は杉で、長さ7.24メートル、直径17センチ。欠損した状態でもっと長かったとみられ

る。上部2カ所に縦25センチ、横7センチと、縦19センチ、横5.5センチ(一部欠損)の方形

の穴があった。貫孔(ぬきあな)と呼ばれるもので、床板を支える「大引き」などが差し込ま

れていたらしい。

 県道建設に伴う発掘調査で出土。当時は弥生期の護岸工事の材料と判断された。保存に

は長すぎるため四つに切られ、その後一部が朽ちて割れ、五つの丸太になった。

 昨年、鳥取環境大の浅川滋男教授が専門の建築史の立場から注目。つないで分析した。

浅川教授は「柱材の太さは25センチはあった。大人数人が乗るのに十分な強度。床までの

高さが6メートル、屋根まで10メートル近い楼観だった可能性が高い」と話す。



 柱材は、鳥取市青谷町の同遺跡展示館(0857・85・0841)で11〜24日(休館の月曜

除く)午前9時から午後5時まで公開される。

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