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年月日 2006 1115

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見出し: 低気圧被害木 活用に苦慮

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新聞名: 宮城県 北陸朝日放送

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元URL http://www.sanriku-kahoku.com/news/2006_11/i/061116i-rinngyou.html

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記事内容: 宮城北部流域森林・林業活性化センター石巻支部(阿部昭明支部長)は十四日、先の低気

圧による暴風で発生した倒木の有効活用、被害森林の復旧を進めるための検討会を石巻

地区森林組合で開いた。検討会に先立ち、女川町内の私有林を視察、被害の大きさをあら

めて確認した。 検討会には県、県林業試験場、石巻市、女川町、県森林組合連合会、石

巻地区森林組合、石巻市内の製材・合板業者ら約三十人が参加した。 報告によると、十

月六、七両日の低気圧による森林被害は杉を中心に、石巻地方二市一町で七一・五七ヘク

タール、四千五十万円余。被害木の樹齢は三十−五十年生が31パーセント、七十年を超

える老木は48パーセントだった。 伐採しても採算割れが必至なため、現在も、二次災害の

危険性がない場所については、ほとんどが放置されたままだ。 阿部支部長は「長年育てて

、もう少しで出荷できる木が被害に遭った。採算が合うなら伐採したいが、そうもいかない。

倒木利用など対策について意見を出し合ってほしい」と述べた。 県石巻地方振興事務所

の河野裕林業振興部長は「決定的な復旧手段もなく苦慮している。何とか製材・合板用とし

て活用していきたいのだが」と語った。

 意見交換では製材合板業者から「試験的に加工してみた。傷が今の状態なら倒木の受け

入れも可能。しかし、材料には新鮮な木が必要。時間がたつほど乾燥するほか、傷が目立

ってくるなど使用は不可能になる。補助金を出してでも(伐採、倒木処理など)早期の対策を

取るべきだ」との声があった。



 森林組合からも「何とかしたいが、補助がないとなかなかできない。来年の春ごろまでに

伐採できなければほとんど商品価値はなくなる。年度内の補助をお願いしたい」と県に訴え

た。



 県は「森林育成事業で支援を検討中だが、県も財政難。現場、現場に応じてある幾つか

の制度のうちから補助適用を考えていきたい」と説明するにとどまった。



 女川町大沢地区での現地視察では、根こそぎ倒れたり、幹の途中から折れたり、立木の

まま曲がったりした被害木の現状を見た。また被害木を実際に切って、傷の状況が内部に

及んでいるかなどを確認しながら、製材や合板として使用可能か業者の意見を聞いた。

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