| | 2130 |
| | +2+ |
| 年月日 | 2006 | 1122 |
| | +3+ |
| | 見出し: | 第3回 木の皿を使うということ |
| | +4+ |
| | 新聞名: | 東京都 | 日本経済新聞 |
| | ++5+++ |
| 元URL | http://waga.nikkei.co.jp/health/antiaging.aspx?i=20061114f3002f3 |
| | +5+ |
| 記事内容: | 加藤健一事務所の舞台「木の皿」(2003年初演)は老いと介護の問題に真正面から挑んだ |
| | 作品。第3回朝日舞台芸術賞をはじめ、数々の演劇賞を受賞したこの作品の再演(2006年 |
| | 6月)では、前回公演で二男役を務めた加藤健一氏が、老人役に扮した。「再々演も視野に |
| | 入れている」と言う加藤氏に、「木の皿」で描かれた介護問題や手応えなどを聞いた。◇ |
| | ◇ ◇ 初演では二男の役を演じたのですが、再演で老人のロンを演じて、木の皿を使 |
| | うことの悔しさが、より深く理解できたように思います。老いに伴って筋肉が弱くなり、自分で |
| | はちゃんとお皿を持ったつもりでも、実は持てていなくて落として割ってしまう。 皿を割って |
| | 一番悔しいのは、お嫁さんではなくロン自身なんですよ。皿すら持てなくなってしまった自分 |
| | 自身に愕然(がくぜん)とする。「こんなはずじゃない」と、自分を駆り立てる。でも、また陶器 |
| | の皿を割ってしまう。自分に迫ってきている「老い」に焦りや恐怖さえ感じているんです。 |
| | |
| | ロンは老人という設定ですので、自然に背中が曲がっている感じに見えるよう、背中に綿 |
| | を入れました。筋肉が衰えてきた状態で日常の暮らしをするわけですが、ロンを演じてみて、 |
| | 老人が生活していく上での大変さを少しは理解できた気がします。 |
| | +7+ |