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年月日 2006 0304

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見出し: 「ツアーで移住決心」

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新聞名: 北海道 十勝毎日新聞

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元URL http://www.tokachi.co.jp/WEBNEWS/060304.html

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記事内容: 症状緩和、自然豊かな町に大満足 【上士幌】町が昨年3月に実施した「スギ花粉リトリート

ツアー」に参加した名古屋市内の成瀬智恵美さん(52)がこの春、夫の礼次郎さん(56)と

ともに町内に移住する。花粉症を抱える道外者を招く同ツアーで来町した際、症状に緩和が

見られた上、町の雰囲気にも引かれて上士幌町を第二の古里に決めた。智恵美さんは「ス

ギ花粉がない自然豊かな場所で生活できるのが楽しみ」と期待を膨らませている。(杉原尚

勝) 智恵美さんはスギやヒノキなどの花粉に対する極度のアレルギー体質で、30年前に

花粉症を発症。以来、花粉が舞う春先から秋口にかけて、くしゃみや肌がただれる症状に苦

しみ続けてきた。 花粉を逃れようと10年ほど前から漠然と北海道への移住を考えていた

が、ツアーへの参加が移住を決心させた。「わずかの滞在で驚くほど症状が緩和し、自分に

は自然豊かな環境が必要だと思い知った」という。 花粉症に苦しむ智恵美さんを見続けて

きた礼次郎さんも、自然豊かな地での暮らしにあこがれていた。智恵美さんの思いを受け止

め、土木機械修理業を廃業して新天地へ移る。 既に、別棟で住宅が付く町東1ノ229の旧

測量設計事務所を購入。2月28日に来町し、生活スペースとなる住宅と事務所の両方に家

財道具などを運び入れた。約6000平方メートルの敷地内にはカシワやシラカバ林が広がり

、2人は「窓の外を眺めると、額に入った美しい絵を見ているよう。夢に描き続けた通りの環

境」と大満足だ。 ただ、二女(18)が名古屋市内の高校に在学中のため、智恵美さんは5

日、いったん名古屋へ戻る。年内は名古屋を拠点に上士幌を行き来する生活となるが、「花

粉を逃れられると思うと幸せ。都会では経験できないことすべてに挑戦したい」と目を輝か

せる。



 礼次郎さんはチェーンソーを使った木彫り工芸を趣味としており、「思う存分趣味に打ち込

める。家庭菜園やログハウス造りもやってみたい」と胸を躍らせている。



 一方、竹中貢上士幌町長は「イムノリゾート構想の中で移住や2地域居住を推進し、その

足掛かりとしてツアーを行っている。2人の移住はその成果。町の良さを高く評価してもらえ

大変喜ばしい」と歓迎している。

 

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