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| 年月日 | 2006 | 0113 |
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| | 見出し: | 震災復興の心の支え、桜を救え──神戸、移植で枯死の危機 |
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| | 新聞名: | 兵庫県 | 日経ネット関西版 |
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| 元URL | http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/30893.html |
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| 記事内容: | 阪神大震災の復興のシンボルとして地元住民に親しまれた神戸・JR六甲道駅前の1本の |
| | 桜の木が枯死の危機に直面している。震災後に芽を出し、駅周辺の再開発事業計画が持 |
| | ち上がった際も住民らの陳情で伐採を免れたが、移し替えられたことがあだに。「コンクリー |
| | トのすき間で成長する姿に何度も元気づけられた」。被災住民らの懸命の世話が続く。 六 |
| | 甲道駅近くの防災公園の高さ約2メートルのオオシマザクラに昨夏、異変が起きた。枝に生 |
| | 気がなくなり、葉は枯れ落ちた。樹木医の診断は「根頭がん腫」。水や養分が吸い上げられ |
| | なくなる根の病気で、回復の見込みは極めて低いという。 元々は駅前の街頭にあった。再 |
| | 開発で公園に移しかえられてから4カ月後の異変は、環境の変化になじめず、根を十分に張 |
| | ることができなかったのが原因とみられる。 被災者を励ますために震災後、街頭の植樹活 |
| | 動に取り組む地元の市民グループ「はなクラブ」代表の前田和子さん(57)が、このオオシマ |
| | ザクラを見つけたのは1998年のことだ。 駅前の仮設郵便局の基礎ブロックのすき間から |
| | わずかに顔を出した約30センチの若木に「震災で犠牲となった人たちの魂が宿り、自分たち |
| | を勇気づけてくれている」と感じたという。 1本の桜の話は口コミで広がり、多くの住民が足 |
| | を運んだ。3年後の2001年春には初めて花を咲かせ、「復興のシンボル」として知られるよう |
| | になった。その年、復興事業で駅周辺の再開発計画が持ち上がり、周辺の木々と一緒に伐 |
| | 採されることに。しかし、地元住民が神戸市と掛け合い、難を免れたはずだった。 |
| | 「防災公園でこれからも被災地を元気づけてくれる」と喜んでいた地元住民らは、枯死の危 |
| | 機に心を痛める。「もう1度、見事な花を咲かせて」。水やりなどの世話をする前田さんらは回 |
| | 復を信じている。 |
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