456

+2+
年月日 2006 0309

+3+

見出し: 紀州うめ研究協議会 生育不良対策など学ぶ みなべ町

+4+

新聞名: 和歌山 紀伊民報

+5+
元URL http://www.agara.co.jp/DAILY/20060310/20060310_004.html

+5+
記事内容: 紀州うめ研究協議会は8日、みなべ町東本庄のふれ愛センターで、梅の研究成果発表会を

開いた。参加した梅生産者ら250人が、県うめ研究所(同町東本庄)の研究員らの発表を

聞いて、生育不良の対策や商品価値を高める方法などを学んだ。

 農協や生産者団体、行政でつくる協議会が、技術の普及によって梅の生産安定や産地の

振興を図ろうと開いた。研究員5人とJA紀南の職員1人が発表した。 土田靖久研究員は「

ウメの生理生態特性からみた安定生産技術」と題して話した。 土田研究員は、梅が乾燥

や過湿などの水分ストレスに弱く、光合成能力が落ちて成長が抑制されたり、次の年への

貯蔵養分が減少してしまったりすることを説明した。また、養分が実に優先的に流れるため

、多くの実を着けると枝や根に流れる養分が減少するという。 このため、木の生育や次の

年の枝や花の生育、着果率などに影響が出ないよう、乾燥した時には適度に水をやること

や、地温の上昇を防いだり剪定(せんてい)時に花芽を調節したりすることが必要だと訴え

た。 水やりの目安を尋ねる会場からの質問には「夏場、雨の降らない日が10日続けば、20

ミリ(1平方メートル当たり20リットル)の水をやればよい」と答えた。 大江孝明研究員は「ウ

メの機能性成分に優れる紅色着色果実の生産技術」と題し、最近、市場で人気がある表面

に紅色割合が大きい南高梅の果実について発表した。



 紅色割合の大きい実は、外観が良いだけでなく、生活習慣病の元となる活性酸素を消す

とされる「抗酸化能」や栄養素が多く含まれるという。



 大江研究員は、紅色の着色には紫外線が不可欠で、紫外線が遮断されると抗酸化能も低

下すると説明した。



 果実への日当たりを良くするため、日光を遮断する枝葉を落とす実験をし、紅色割合や抗

酸化能が増大する結果が得られたと報告した。枝葉を落とす時期は、収穫の3週間前が最

も効果的だったが、樹勢の弱い木ではできないという。



 このほか、自家受粉できない南高梅に替わる梅の開発への取り組み▽減農薬での病気

や害虫の防除▽南高梅の結実の特性から考えた安定生産への取り組み▽気象条件に基

づく収穫量予想―について発表があった。



 研究成果は研究所の冊子「成果情報第1号」にまとめられている。研究所(0739・74・3

780)などで無料配布している。

+7+
先頭 前ページ 次ページ 最後

その他の情報 情報サービス:木材の専門検索サイト 木材の専門サイト ビジネス:ウッドデッキ施工 ウットデッキDIY用 ウッドデッキと木物屋 ウッドデッキ楽天店