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年月日 2006 0113

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見出し: 国環研、富士北麓で森林生態系の二酸化炭素収支観測を開始

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新聞名: 東京都 EICネット

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元URL http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=12216&oversea=0

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記事内容: 独立行政法人国立環境研究所地球環境研究センターは、山梨県富士吉田市の富士箱根

伊豆国立公園内にあるカラマツ林に、大気−森林間の二酸化炭素収支や、森林環境、樹木

の生理生態的機能などの連続観測を行うことができる観測拠点を整備し、2006年1月から

観測を開始した。 同センターは、1999年から北海道苫小牧市郊外に広がるカラマツ林に

観測拠点「苫小牧フラックス(森林生態系の二酸化炭素吸収・排出量の収支)リサーチサイ

ト」を整備し、森林生態系の炭素収支に関わる観測研究を実施していたが、この観測拠点

は04年9月の台風18号の被害により、観測の継続が不可能となっていた。 今回新たに

観測拠点「富士北麓フラックス観測サイト」が整備された場所は、近隣に大規模な二酸化炭

素発生源がない150ヘクタールのカラマツ人工林の中。二酸化炭素収支の観測要件に適う

日本でも数少ない場所の1つと評価されているところで、苫小牧の観測拠点の機能を引き

継ぎ、(1)陸域生態系の二酸化炭素収支観測手法の評価・確立、(2)「アジア地域陸域生

態系のフラックス観測ネットワーク」による観測研究の推進支援、(3)ユーラシア大陸北方

の植生を代表する北方落葉針葉樹林の炭素収支機能解明−−の3点を主目的に観測を行

う。 観測手法は、森林生態系の炭素収支を「渦相関法による二酸化炭素収支観測」、「森

林植物の光合成・呼吸、土壌の炭素放出のプロセス観測の積み上げ」、「樹木の生長量・落

葉落枝量からの推定」、「航空機を使ったリモートセンシングによる推定」といった複数の手

法による算出した上で、各手法を同一次元で評価・検証できることが特徴で、多分野の調査

観測を統合化した森林生態系の炭素収支機能定量的評価手法の確立が期待されている。

 また、地球環境研究センターが事務局を務める「アジア地域陸域生態系のフラックス観測

ネットワーク」への支援活動としては、アジア諸国の研究者を対象としたフラックス観測の技

術研修などを行っていく予定。【

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